シルバーウィークに帰省した時の話。
久しぶりの帰省だったので、祖母の墓参りへ行き、その足で動物霊園に眠る昔飼っていた犬と猫にも会いに行ってきた。
ブースの拭き掃除をして、水を取り替え、前日にドラッグストアで買っておいた犬用・猫用のウェットフードをお供えした。
ふと見ると、遺骨を納めている袋がずいぶんと汚れていた。気になって母に「最後にここに来たのはいつ?」と尋ねると、もう2〜3年は来ていないらしい。霊園のスタッフさんが管理してくれているので周囲は綺麗に保たれているけれど、さすがに骨袋の拭き掃除までは手が入らない。
よく見れば袋は古くなっていて、底も抜けそうなほど傷んでいたので、その場で新しい袋を購入した。「後でスタッフが交換しておきますね」とのことだったので、次に会いに来るときには真新しい姿になっているはずだ。
それにしても、ワン公とサキには本当に申し訳ないことをしたと思う。
よそのおうちの子には家族が会いに来ているのに、「うちはいつ来てくれるんだろう」と寂しく待っていたのかもしれない。
自分は遠方に住んでいるため、できれば近くに住んでいる家族に定期的にお参りしてほしい気持ちもある。けれど、母や姉たちにもそれぞれの生活があり、忙しいのも分かっているので強くは言えない。
でも今回は、甥っ子や姪っ子も一緒だった。
「うちには昔、犬と猫がいて、今はこの場所で眠っているんだよ」と伝えられたのは良かったと思う。子どもたちが「また行こうよ」と母や姉に声をかけてくれるきっかけになれば嬉しいし、何より自分自身、もっと帰省の頻度を上げて会いに来ようと心に決めた。
次は来年になってしまうけれど、また必ず会いに来るからね。待っててね。
